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 北海道の冬の風物詩「さっぽろ雪まつり」の実行委員会は16日、来冬の開催を大幅に縮小すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大の不安がぬぐいきれないと判断した。名物の大きな雪像をつくらず、市民の手による中小の雪像を中心とする。約70年かけて内外から200万人超の来場者を集める国内屈指のイベントに成長した雪まつりは縮小を余儀なくされる。

 さっぽろ雪まつりは毎年1月末から2月まで、札幌市内の3会場で開催されている。市中心部の大通公園の会場には約1・5キロメートルにわたり、多くの大きな雪像が並ぶ。多くの外国人観光客が訪れるが、特に中国人に人気がある。

 だが、今年の雪まつりでは、スタッフから新型コロナの感染者が出た。また、雪まつり後に、北海道内の感染者数が増え、北海道における感染拡大の「第1波」の引き金となったのではないか、という指摘も出ていた。