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 三菱航空機が大幅な開発態勢縮小を迫られた。新型コロナウイルスが、開発作業そのものにとどまらず、親会社・三菱重工業の業績や、航空機の販売先となる航空業界にまで悪影響を及ぼしていることが大きい。航空機事業を成長株と見込んだグループ全体の戦略も視界不良に陥っている。

外国人技術者の退職も懸念

 新型コロナによる航空業界への影響は深刻だ

。国際航空運送協会(IATA)は、世界の航空会社の純損益が2020年は計843億ドル(約9兆円)の赤字になると予想する。また世界の航空旅客需要が19年の水準まで戻るのは、国内線で22年、国際線は24年になるとみる。

 三菱航空機は従来、スペースジェットと同規模の航空機の需要は今後20年に世界で5千機分あるとしてきた。旅客機市場は有望株と映っていたが、見通しは不透明になった。原油価格の下落も、燃費の良さをアピールするスペースジェットには逆風になりそうだ。昨秋には100機の受注キャンセルが発生。航空需要が低迷するなか、世界の航空会社が新たに機体を購入する意欲はそがれている。

 外国人技術者の退任も気がかり…

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