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 山梨県忍野村の「富士忍野グランプリフォトコンテスト」で、今年のグランプリ(最優秀)賞に輝いた朝焼けの富士山頂の上に満月がある写真に「合成だ」との指摘が出ている問題で、撮影者の男性は16日、朝日新聞の取材に「月は富士山の近くにあった。多重露光による作品で、(合成や加工を禁止する)コンテストの規定には反していない」と説明した。

 村観光産業課の担当者は取材に、撮影者が「撮影当日、月は富士山頂に沈まなかった。多重露光で撮影し、カメラ内の技術で作った」と話していたことを明らかにした。

 ただ、応募規定で多重露光については触れていないため、村は16日現在、グランプリ賞を確定させた方針を変えていない。(河合博司)