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 関西空港検疫所(大阪府)が入国した中国人船員16人に対し、新型コロナウイルスのPCR検査の結果判明前に長崎県佐世保市への移動を許可し、その後1人が陽性と判明したことが分かった。長崎県は近く、厚生労働省に水際対策の改善を検討するよう求める。

 県や佐世保市によると、船員は佐世保港に停泊していた貨物船の交代要員として関空に到着。PCR検査を受け、結果が出る前の9日、チャーターバスで佐世保市に向かうことを許可された。出発数時間後の同日夜に1人が陽性と判明し、引き返して入院。陰性だった他の15人は濃厚接触者とは認められず、11日午後に乗船し、12日に国外へ出港した。

 厚労省はすべての入国者に14日間の待機を求めており、制限対象地域からの場合はPCR検査と結果判明まで検疫所内か指定のホテルなどで待機することとしている。症状がない人には公共交通を使わずに自宅に移動、待機することも認めている。

 県によると、関空の検疫所からは「船は自宅に当たる」と判断したとの説明を受けたという。一方、船員の陽性判明後、検疫所から県内の病院での受け入れを求められたといい、担当者は「自治体の医療体制を圧迫しかねない。国の水際対策のもとできちんと対応してほしい」と指摘。県は近く、結果判明前に濃厚接触者が多数出る恐れのあるバスでの移動が適切だったかなど、今回の対応の検証を厚労省に求める。

 厚労省の担当者は「チャーター…

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