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 米ニューヨーク州のクオモ知事は16日、テニス4大大会の全米オープンを8月31日から9月13日に無観客で行う、と発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で出場に不安を示す選手も出ており、全米テニス協会は「可能な限りの安全対策をとる」としている。

 全米オープンは毎年、ニューヨーク市クイーンズの会場で行われている。同市では新型コロナで2万人以上が亡くなっており、一時は既存の病院の患者収容能力を超えると危ぶまれ、全米オープン会場にも臨時の病院がつくられた。クオモ氏は「州民がウイルスに打ち勝つためにやってきたことを誇らしく思う。(開催決定は)州にとって喜ばしい日だ」などとした。

 今年の4大大会は、感染が世界的に広がる前の1月に全豪オープンが開催されたが、6月末に開催予定だったウィンブルドン選手権が中止に。5月の予定だった全仏オープンは9月に延期された。(ニューヨーク=鵜飼啓)