[PR]

 新型コロナウイルスが再流行している北京市の政府は16日、警戒レベルを上から2番目に引き上げ、一部の住民に対しては市外に出ることを禁止すると発表した。感染がほかの都市にも広がっており、移動の制限に踏み切った。

 市は17日に、無症状を含めた新たな感染者は37人増加したとも発表した。北京では約2カ月ぶりに感染が確認された11日以降、発症者だけで137人に達している。このほか、河北省や四川省でも感染者が確認されている。北京の「新発地卸売市場」から広まったとみられている。

 市は16日、市場関係者や感染リスクのある地域に住む住民が北京から出ることを禁止すると決めた。ほかの市民に対しても、不必要な他都市への移動を避けるよう求め、どうしても北京を離れる場合は7日以内のPCR検査の陰性証明が必要だとした。

 このほか17日から、すでに一部で再開していた小中高校生の登校を停止すると発表。市をまたぐ長距離バスやタクシーの運行も一部取りやめており、規制を強めている。(北京=高田正幸)