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 新型コロナウイルスの感染防止のため「3密」の回避に役立ててもらおうと、「LINE(ライン)」が福岡市で無料通信アプリを使った新たなサービスを次々と打ち出している。福岡市には国内第2の拠点があり、コミュニケーションツールにとどまらない使い方を全国に先駆けて提案している。

 手がけているのは子会社の「LINE(ライン) Fukuoka(フクオカ)」。約1千人の従業員が通信アプリ関連サービスの企画などを担っている。

 福岡市西区の商業施設「木の葉モール橋本」内のフードコートでは、5月18日からアプリを使った新しい注文サービスが導入された。利用者は店舗前の列に並ばず、席からスマートフォンでメニューを選び、キャッシュレス決済の「LINE(ライン)ペイ」で支払う。行列を解消し、3密を避けられるとみる。

拡大する写真・図版フードコートの注文サービスの画面。アプリ上でメニューの注文から決済までできる

拡大する写真・図版フードコートの注文サービスの画面。アプリ上でメニューの注文から決済までできる

 昨年8月から混雑緩和を目的に商業施設の従業員を対象に実証実験を行っていたが、新型コロナの影響でニーズが高まり、本格導入となった。3千人以上が利用者として登録しているという。フードコートで同様のサービスを提供するのは全国でも初めてで、ほかの施設への導入も検討する。

 大手私鉄の西日本鉄道ともタッグを組む。市内の鉄道と路線バスの区間で朝の通勤時間帯の混雑状況を、西鉄のLINE公式アカウントを通じて5月21日から無料で公開している。車内の密集を防ぐために時差出勤を促す。

拡大する写真・図版西日本鉄道のバスの混雑状況を示すサービスのイメージ画面。時間帯ごとの混み具合を4段階の色で表す

 西鉄は自社のホームページでも先行してバスの混雑状況を公開したが、普及したLINEを活用すれば、より広く情報を伝えられると考えた。西鉄によると、サービスの開始時から電車アカウントの登録者が約7千人増えたという。

 6月11日からは福岡銀行とも…

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