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 医薬品として承認されていないのに、抗ウイルス効果があるとタンポポ茶を宣伝したとして、大阪府警は17日、神戸市中央区の健康食品輸出入会社の代表ら2人を医薬品医療機器法違反(未承認医薬品の広告)の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。府警は新型コロナウイルスの感染拡大に便乗し、売り上げを伸ばそうとしたとみて捜査する。

 捜査関係者によると、逮捕されたのは同社代表(59)と同社役員(57)。2人は今年3月までに、厚生労働省がタンポポ茶を医薬品として承認していないのに「抗ウイルス作用がある」などと同社が運営するサイト上で宣伝した疑いがある。

 同社はホームページで、タンポポ茶を全国約800の薬局などに卸していると説明。府警は4月、新型コロナウイルスに効くとこのタンポポ茶を宣伝したとして、大阪市生野区の薬局経営者らを同法違反容疑で書類送検していた。

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 大阪地検は7月14日、同社代表と役員を不起訴処分(嫌疑不十分)にした。