新たな商業施設が都内で次々開業 「3密対策」凝らす

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 新型コロナウイルスの感染拡大で開業を延期していた東京都内の商業施設が、ここへきて続々と開業している。各施設ともに、密閉・密集・密接の「3密」を防ぐための対策を重視し、混雑を抑えながらのスタートとなった。

テーブルには「間隔をあけて」

 東京湾岸の大規模複合施設「有明ガーデン」(東京都江東区)では17日、中核施設「住友不動産ショッピングシティ有明ガーデン」が開業した。延べ床面積約8万7600平方メートルで、飲食やスーパー、雑貨店など約200店が入る。

 4月の開業を延期し、3密対策を徹底。本来は約680席あるフードコートは、約200席分を減らした。テーブルには「間隔をあけて」との注意書きも。未就学児向けの無料の遊び場も当面は利用中止だ。

 隣接の温浴施設は当面、本来の定員約600人を3分の1に抑える。「感染対策を徹底した上で、まずは利用していただくことが大事」(広報)という。約8千人収容の劇場型ホールも開業したが、イベントの開催は秋以降。8月にはホテル、来年には劇団四季の専用劇場もオープンする。

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