大阪府は17日、大阪大学や大阪市などと研究を進めていた新型コロナウイルスの予防ワクチンについて、30日から医療従事者を対象に治験を始めると発表した。府によると、新型コロナのワクチンの治験は国内初になるという。
研究は4月に連携協定を結んで始めた。30日から市立大病院の医療従事者20~30人を対象に治験を行う。安全性が確認できれば、年内に20万人分のワクチンを製造することを見込んでいる。大阪府の吉村洋文知事は17日の記者会見で「スピード感を持って進められている」と期待を寄せた。
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朝日新聞社会部