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 横浜市の政財界に影響力を持ち、「ハマのドン」などと呼ばれる横浜港運協会の藤木幸夫会長(89)が17日、23年務めた会長を退任した。藤木氏は、市が横浜港・山下ふ頭(中区)にカジノを含む統合型リゾート(IR)を誘致することに強硬に反対してきたが、退任がIR誘致のゆくえに影響を及ぼす可能性もある。

 藤木氏はこの日、市内で開かれた協会の総会で「私は8月で満90歳になる。身を引いて新しい体制をつくっていただく」と退任を表明し、了承された。藤木氏は相談役に就き、新会長には藤木氏の長男幸太氏(65)が就任した。

 藤木氏は、横浜港を拠点に港湾荷役事業や倉庫業などを手がける横浜市内の企業の会長。山下ふ頭などを利用する企業でつくる横浜港運協会の会長を1997年から務めてきた。

 3年ほど前から市のIR誘致に反対する姿勢を示し、昨年5月には山下ふ頭での「カジノなし」の再開発をめざして横浜港ハーバーリゾート協会を設立、自ら会長に就いた。昨年8月、林文子市長が山下ふ頭へのIR誘致を表明すると翌日には記者会見を開き、「山下ふ頭をばくち場にはしない」などと反対姿勢を改めて明確にした。一方、カジノに反対する市民運動とは一線を画してきた。

 藤木氏は引き続きハーバーリゾ…

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