甲子園と同じ土で、高校野球を戦おう 青森県大会で計画
今夏、青森で甲子園と同じ土でプレーを――。新型コロナウイルスの影響で夏の甲子園大会が中止となったことを受け、青森銀行野球部の有志が青森県高校野球連盟(県高野連)と連名で17日、クラウドファンディングによる「青森県の高校野球応援プロジェクト」を開始した。7月14日から県高野連が開く県大会に向け、甲子園と同じ配合の土を購入し、メイン球場となるダイシンベースボールスタジアム(青森市営野球場)に運び入れる。目標金額は300万円で、受付は7月10日まで。
青森銀行野球部員17人が青森の高校球児たちのためにできることは何かと話し合い、「甲子園と同じ土」のプロジェクトを県高野連に提案したという。初日の17日、関係者らが青森市役所を訪れ、小野寺晃彦市長に概要を報告した。
目標額を達成できれば、甲子園の土や芝生を管理する阪神園芸(兵庫県西宮市)から甲子園と同じ配合の土を30~40トン購入する。支援金は5千円からで、プロジェクト終了後、県高野連のホームページでお礼のメッセージを掲載する。
青森銀行野球部の小比類巻英史監督は「(球児たちが)真っ黒になり、完全燃焼してもらえたら」。プロジェクトのホームページは(https://readyfor.jp/projects/aomori-koukouyakyu2020)。(武沢昌英)
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