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 政府配布の「アベノマスク」を不要とする人から必要な人に回そうと、回収箱を設ける動きが県内で相次いでいる。島田市は10日、市役所1階と保健福祉センターなど8カ所に「布製マスクのご寄付のお願い」と書いた「回収箱」を設置した。未開封のものに限ったが、市役所の箱には初日に9袋の寄付があった。

 市内では8日ごろから届き始めた。市に「必要ない。引き取ってほしい」という電話が20件近くあったという。福祉施設などで活用するため、市は市民から手作りマスクの寄付を募っており、まだ在庫がある。政府のマスクは当面、備蓄することになりそうだ。

 連合静岡も1日、地域協議会の事務所など9カ所に回収箱を設置した。個別の組合を通して回収するが、一般の人の郵送や持ち込みも受け付ける。担当者は「小さくて使えないといわれるが、それでも必要な人がいると思うので」。県ボランティア協会や社会福祉協議会などに寄付する予定で7月31日まで受け付ける。このほか磐田市や沼津市、藤枝市では市民が小売店や事務所に回収箱を設置している。(阿久沢悦子)