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 インド北部ラダック地方の国境地帯で発生した中印両軍の衝突で、インド軍は自国の兵士20人が殺害されたと16日発表した。国境問題をめぐる両国の衝突で死者が出るのは45年ぶり。エスカレートした事態を受け、両国の外相は17日に電話会談したが、緊張が解けるか予断を許さない状況だ。

 インドメディアによると、衝突はラダック地方のガルワン渓谷で15日夜に発生。両軍の兵士が殴り合ったり投石し合ったりしたといい、「中国側はこん棒なども使った」との情報もある。発砲はなかったと報じられているが、真偽は不明だ。中国軍側で35人の死者が出たとの報道もある。

 モディ首相は17日、各州首相との会合で「兵士の犠牲は無駄にはしない」「挑発された時にはふさわしく応戦する能力がある」などと述べ、中国の出方次第では厳しい対応をとるとの姿勢を強調した。

 一方、中国外務省によると、中国の王毅(ワンイー)国務委員兼外相は同日、インドのジャイシャンカル外相と電話会談した。王氏は「インド側が実効支配線を越えて挑発し、強烈な身体的衝突を招いた」と抗議した上で、「国境地帯の平和を維持しなくてはいけない」と、話し合いによる解決を求めた。ジャイシャンカル氏はインド側の立場を述べた上で、「対話で争いを解決し緊張を緩和したい」と応じたという。

 今回の衝突の直接の引き金はは…

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