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 大阪府警の20代の男性巡査4人が大麻を使っていたことを認めたとして、府警は近く、全員を懲戒処分にする方針を固めた。このうち1人は今月4日に大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕されており、府警が入手先や交友関係を調べる過程でほかの3人が浮かんだという。捜査関係者への取材でわかった。

 捜査関係者によると、4人は2018年4月に府警に採用された警察学校の同期生らで、いずれも20代前半。府警の事情聴取に対し、着任してから最近まで、大麻を吸ったことをそれぞれ認めたという。

 府警は今月4日、同府岸和田市の自宅で大麻0・16グラムを保管したとして、堺署地域課巡査の蔵川涼太被告(22)を逮捕。大阪地検が15日に同罪で起訴していた。蔵川被告の供述や押収したスマートフォンのSNSの通信記録などから、3人との関係が浮上。府警が個別に事情を聴いたところ、一部は蔵川被告が入手した大麻を分けて使ったとの趣旨の説明をしたという。

 ただ、府警は蔵川被告以外の3人について、大麻を保管したり譲り受けたりした証拠が供述以外に得られないとして、現時点では大麻取締法違反での逮捕は見送る方針とみられる。