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 茨城県つくば市で17日、2歳の女児が車の中で長時間放置され、その後死亡した事件。会社員の父親(40)は「(女児を)保育所に預けたつもりになっていた」と話した。県警は、女児が約7時間にわたって車内に置かれ、熱中症で死亡した可能性があるとみて、詳しい経緯を調べている。

 県警などによると、父親は妻(42)と小学3年の長女(8)と、今回亡くなった次女の4人暮らし。父親は4月ごろから在宅勤務をしており、2人の送り迎えをしていた。朝は長女を小学校に送った後、次女を保育所に送り届けていたという。両親は共働きで、この日母親は、仕事に出ていた。

 捜査関係者によると、父親は17日午前8時ごろに長女を送った後、次女を保育所に預け忘れて帰宅し、車内に残したまま自宅で勤務していたとみられる。「仕事のことを考えていて送るのを忘れた。その後、預けたつもりになっていた」と話しているという。

 父親はその後、小学校に隣接する児童館に長女を迎えに行き、長女を連れて車に戻った際、3列シートのうち2列目の座席のチャイルドシートでぐったりしている次女に気付いた。父親は激しく動揺した様子で周囲に大声で助けを求めたといい、近くにいた女性が110番通報した。

 水戸地方気象台によると、17日は正午前に最高気温27・8度を観測し、7月中旬並みの暑さだった。県警は19日に司法解剖して死因などを調べる予定。