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 伊達市はイオンモール(千葉市)が市内への建設を検討している大型商業施設について、誘致に向けた本格的な準備に入る方針を固めた。年内にも建設予定地の造成工事に必要な地区計画を作る。実現に向けては県や周辺自治体との協議が焦点になる。

 地区計画の作成は、須田博行市長が6月市議会で明らかにした。イオンモール社が建設を検討しているのは、国道4号沿いの同市堂ノ内地区。市は年内にも周辺の土地約20ヘクタールについて、道路などを整備するための地区計画を策定。その後、土地造成工事に着手する方針という。

 一方、構想が実現するまでのハードルは低くない。郊外への店舗面積8千平方メートル以上の大型店舗の出店を抑制している県の「商業まちづくり推進条例」の要件を満たす必要がある。また、買い物客を奪われる懸念がある周辺自治体への配慮も求められている。福島市の木幡浩市長は17日の記者会見で「あまりに大きすぎると福島市中心部のまち作りが成り立たなくなり、圏域全体がさびれていく」と指摘。施設の規模について、いわき市内の「イオンモールいわき小名浜」と同じ程度にとどめることをイオン側に求めていることを明らかにした。(牧内昇平)