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 新型コロナウイルスの感染拡大で、需要が急増したのがマスクだ。ミズノが5月15日に発売したマスクは、2万枚が即日完売。SNS上でも話題になった。なぜマスクの生産に参入したのか。得られた教訓とは。ミズノの水野明人社長に聞いた。

 開発のきっかけは、水着の生地でマスクをつくったというニュースを、私がちらっと聞いたことです。水着と言えば、うちじゃないかと。社員もマスクがなくて困っているだろうから、とりあえず、捨てないといけない生地で社員向けにつくらせました。

 3月半ばに指示を出し、3月末には試作品ができてきました。洗ってもすぐに乾くし、伸びるから耳の後ろは痛くないし、サラサラ感もある。こんなに良いなら、売り物をつくろうと。4月中旬くらいに、2作目としてロゴつきのものができたので、じゃあ量産しようということになりました。

 販売サイトで売り出したところ、その日で販売が終わってしまった。サーバーがダウンし、ご迷惑をおかけしましたが、やはりそれだけ需要がある状況を見たら、企業の使命としても供給することは必要じゃないかと。本業ではありませんが、しばらくは販売しようと思っています。

 こういう緊急事態でのニーズは…

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