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 昨年7月の参院選をめぐり、地元議員らに現金を渡したとして、公職選挙法違反(買収)の疑いで逮捕された参院議員の河井案里容疑者(46)が東京地検特捜部の調べに対し、「違法な行為をした覚えはない」と容疑を否認していることがわかった。案里議員と接見した弁護人が19日、明らかにした。案里議員は逮捕後、落ち着いた様子だったという。

 案里議員とともに逮捕された夫で衆院議員の克行前法相(57)も自民党を離党した17日、記者団に「良心に照らしてやましい政治行動、法にもとるような政治活動を行ってきたことはない」と疑惑を否定していた。

 特捜部は18日、昨年3月下旬から8月上旬、案里議員を当選させるために、広島県の地元議員ら94人に現金約2570万円を渡した疑いで克行議員を逮捕した。案里議員も克行議員と共謀し、このうち5人に170万円を渡した疑いが持たれている。

 一方、東京地裁は19日、夫妻について、28日までの10日間の勾留を認める決定を出した。