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 6月20日は、日本から海外への最初の集団移住にちなんだ「国際日系デー」。しかし国内では今、新型コロナウイルスによる経済への打撃で失職し、住まいまで失う日系ブラジル人が増えている。世代を超えて繰り返される苦境は、日本が「定住者」として日系人を迎え入れ始めて30年たってもなお、多くが雇用の調整弁として不安定な立場に置かれている現実を映し出している。

拡大する写真・図版アパートを出てから約1カ月間、車上生活などを続けてきた日系ブラジル人の男性。日雇いの仕事で生活をつないできた=2020年6月13日、関東地方、いずれも藤崎麻里撮影

1カ月ぶりの布団「助かった」

 「助かった」

 先月まで神奈川県で働いていた日系ブラジル人の男性(41)は最近、一時的に身を寄せた知人の事務所で約1カ月ぶりに布団で寝た。新型コロナで仕事を失い、家賃が払えなくなったアパートを4月下旬に出て以降、車やネットカフェで寝泊まりしてきたからだ。

 2018年に来日して電気関連…

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