[PR]

 東京都知事選で、国民民主党の小沢一郎衆院議員が立憲民主党などが支援する無所属の宇都宮健児氏を応援することを表明した。小沢氏に師事するれいわ新選組の山本太郎代表も立候補するが、政党合流や次期衆院選を見据え、野党共闘を重視する姿勢を見せた。

 小沢氏は告示日の18日にあった宇都宮氏の街頭演説にメッセージを寄せ、「反貧困を掲げ、弱者に寄り添う活動は私が提唱してきた『国民の生活が第一』に通じる」などと評価。「勝利のためにあらゆる努力を約束する」と表明した。

 都知事選について、小沢氏は昨秋から野党統一候補の必要性を主張。2014年から4年余り、政党をともにし小沢氏の教えを仰いだ山本氏を「勝てる候補」として一時推していた。

 ただ、山本氏がれいわ公認を主張。統一候補としての擁立は頓挫し、立憲などは宇都宮氏支援を決めた。野党内には「宇都宮氏が山本氏に競り負ければ立憲の求心力が落ちる」との見方も。国民は自主投票を決めており、宇都宮氏の支援表明には、立憲を側面支援することで、野党共闘を前に進めたいとの小沢氏の思惑がありそうだ。(山下龍一)