拡大する写真・図版「ペッパーランチ」や「いきなり!ステーキ」などのブランドを展開するペッパーフードサービスのウェブサイト

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 外食大手のペッパーフードサービスが、ステーキチェーン「ペッパーランチ」事業の売却を検討していることがわかった。苦戦が続く主力事業の「いきなり!ステーキ」に集中することで再建をめざす。

 5月末時点の国内の店舗数は、ペッパーランチが189店舗、いきなり!ステーキが414店舗。同社は「事業の売却を含め、財務体質の健全化に向けた検討をしている」としている。

 ペッパーランチの1号店は1994年に、いきなり!ステーキは2013年に出した。いきなり!ステーキを短期間で大量出店したため、近隣の店で客を奪い合うなど同社の業績は悪化。19年12月期決算は2年連続の赤字となった。

 新型コロナウイルスの影響もあり、5月の既存店売り上げはいきなり!ステーキが前年同月比51%減、ペッパーランチが同39%減。同社は今月1日、「財務状況の安定化を図る」として新設子会社にペッパーランチ事業を分社化していた。(若井琢水)