埼玉県のコロナ死者、13人増え65人に 公表基準変更
埼玉県は19日、新型コロナウイルスの感染者が新たに2人確認されたと発表した。県内で確認された感染者は延べ1037人となった。
県によると、感染を確認した1人は、白岡市在住の外国籍の20代会社員女性。もう1人は居住地や年代などは「調査中」としている。また、18日に発表した2人の感染者は20代女性と60代男性で、いずれも県外在住の会社員と発表した。
このほか、県は19日、感染者の死亡について、公表基準を変更すると発表した。これまでは、がんなど別の死因があると医師が判断した感染者については、「死亡」ではなく「退院者」として集計していた。今回の集計変更で、県内の死者は13人増え、計65人となった。
県保健医療政策課によると、厚生労働省が18日付で都道府県などに対し、入院・療養中に死亡した感染者については、厳密な死因を問わず公表するよう求める通知を出したため、これに対応したという。
同課は「死者数を少なく見せる意図は全くなかった。死因が新型コロナの人だけを死者として集計したほうが、致命率などを出すうえで正確だと判断した」と説明した。
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