拡大する写真・図版陸上自衛隊むつみ演習場=2019年7月12日、山口県萩市、朝日新聞社ヘリから、山本壮一郎撮影

[PR]

 配備計画が停止になった陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」。19日には、河野太郎防衛相が配備候補地の山口県を訪れて知事らに陳謝した。だが、配備予定地近くの住民は、防衛省が「安全」と繰り返していただけに怒りが収まらない。

 河野氏が県庁を訪れていたちょうどその頃、山口県阿武町宇生賀(うぶか)の農業西村俊光さん(70)は自宅近くのビニールハウスでホウレンソウの種まきをしていた。「やっぱり地元には来ないんですね。私たちは2年間振り回され続けたのに。地元に耳を傾けない(防衛省の)姿勢は、最後まで変わりませんね」と話した。

拡大する写真・図版会談の冒頭で経緯を説明する河野太郎防衛相=2020年6月19日午後4時50分、山口県庁、高橋豪撮影

 自宅はイージス・アショアの配備候補地だった陸上自衛隊むつみ演習場(萩市)の北西約3キロ。計画によると、ミサイルを探知するレーダーの最も強い電波(メインビーム)の直下に入っていた。

 むつみ演習場が配備候補地だと…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。