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(20日、ヤクルト6-2中日)

 声援のないスタジアムに、その快音はいっそう響いた。一回無死一塁、ヤクルトの山田哲人の打球はぐんと伸び、バックスクリーンへ飛び込んだ。先制の2ランに「大きい。チームを勢いづけてくれた」と、高津臣吾監督の声も弾んだ。

 新4番の村上宗隆とともに、チームの浮沈を背負うキーマンだ。バレンティンが抜け、目立った野手の補強は守備力の高い遊撃手のエスコバーくらい。現有戦力の底上げが不可欠の今季、高津監督は山田哲を2番に置く。

 バントなどの小技がうまいタイプよりも、長打力を持つ打者を2番に入れる傾向は日本球界でも定着しつつある。昨季の防御率が12球団ワーストで投手力に不安が残るチームにとって、このオーダーなら一気に大量点を狙える。実際、延長で敗れたものの、前日の開幕戦でも山田哲は一回無死一塁で左中間へ本塁打を放ち、「しっかり自分のスイングが出来た」と手応えを語っていた。

 ヤクルトは今季、高津新監督を…

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