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 新型コロナウイルスの感染防止に役立ててもらおうと、大分東明高校普通科歯科衛生コースの生徒たちが、手製のフェースシールド120枚を系列校の大分歯科専門学校の付属歯科診療所に贈った。

 診療所は生徒たちにとって、歯科健診のほか、臨床実習先としても縁がある。地域住民の診療を担う最前線の現場だ。フェースシールドは医療用の手袋やマスクとともに今も品薄気味で価格も高騰しているといい、澤田幸作所長は「だれが感染しているか分からないなかで今も診療している。とても助かります」と話した。

 東明高校など平松学園の中学~高校専攻科では、感染拡大防止のため延期していた歯科健診を7月に実施する。その際に使ってもらおうと同コースの1~3年生39人が作った。牧詩織教諭がインターネットで調べた作り方をもとに、正面部分にクリアファイルより透明度が高いカードホルダーを使うなど、素材をアレンジしたという。

 税所(さいしょ)柚名(ゆずな)さん(17)は、「3年生になり歯科医療の重要性が分かるようになってきた。(歯科医や歯科衛生士など)あこがれの人たちに使ってもらえてうれしい」。額にあたる台座の部分を手がけた同級生の志賀美咲さん(17)と米澤亜美さん(18)は「大変だったが現場の役に立てると思って頑張れた」などと口々に語った。(寿柳聡)

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