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琵琶湖疎水沿い 

 新型コロナ禍による外出自粛の要請がようやく解かれ、人の動きが徐々に戻りつつある。日本遺産に認定された琵琶湖疏水(そすい)沿いを歩くと、さまざまな漢字が刻まれた扁額(へんがく)に出合った。

 JR山科駅(京都市山科区)から1キロほど北上した琵琶湖疏水(第1疏水)の諸羽トンネルの出口から、蹴上(東山区)まで続く水路に沿って遊歩道を歩いた。春は桜、秋は紅葉で知られ、今は風に揺れる爽やかな青もみじが楽しめる。

 全線約35キロに及ぶ琵琶湖疏水のうち、第1疏水は1890(明治23)年の完成で、現在は鴨川を経て伏見まで約20キロ続く。都が東京に移り、人口減少や産業衰退の危機にあった京都を発展させるため、当時の北垣国道府知事らが主導して計画した。

 琵琶湖から水を引き、産業振興や舟運などに役立てようとした一大事業。水力発電が実用化され、電気軌道の敷設など近代化が進む。「京都市の発展は疏水があってこそ」と市上下水道局総務課協働推進係長の寺田洋さん(36)。現在も、市の水道水の約99%は疏水を通じて届いている。

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