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 北朝鮮の朝鮮労働党で韓国に対する工作を担う統一戦線部の報道官は20日、北朝鮮側による韓国批判のビラ散布について、韓国統一省が中断を求めたことをめぐり「すでに北南関係は破綻(はたん)しており、われわれの計画を変更する意思は全くない」と発表した。朝鮮中央通信が同日、報じた。

 談話は「誰が北南衝突の導火線に火をつけて黙認し、事態をこの域にまで悪化させたのか振り返るべきだ」と韓国政府を批判。そのうえで「計画する対南報復ビラ散布闘争は、いかなる合意や原則にも拘束されない」として、ビラ散布を強行する姿勢を示した。

 韓国の脱北者団体は25日前後に、100万枚の北朝鮮批判のビラを風船につけて散布する計画を20日、改めて発表している。(ソウル=神谷毅)