東京で教員含む35人感染 接触の児童らPCR検査へ

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 東京都は21日、新型コロナウイルスの感染者35人が新たに確認されたと発表した。死者はいなかった。都内での1日あたりの感染者数は4日連続で30人を超え、累計で5783人となった。

 感染者35人のうち20代が20人、30代が11人と、若年層での感染が目立つ。接待を伴う飲食店の従業員ら「夜の街」関連の感染者は18人で、全員が新宿エリアだという。15~21日の感染者241人のうち、「夜の街」関連は4割弱の92人で、依然として高い割合を占めている。

 また、感染者には区部の特別支援学校に勤める30代の女性教員も含まれている。濃厚接触したとして児童3人がPCR検査を受けるという。都によると、教職員の感染によって児童・生徒がPCR検査を受けるのは初めてだという。

 都は今月2日、感染拡大への警戒を呼びかける「東京アラート」を発出した。7日以降は確認された感染者数が10人台の日が目立ち、都は11日にアラートを解除した。ただその後、感染者数は増加しており、1日あたりの感染者数(1週間平均、21日時点)は34・4人となっている。

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