新型コロナウイルスが、ある小学生の女児に暗い影を落としていた。何があったのか、親子に聞いた。
休校が続いていた5月のある夜。宮城県内の40代のシングルマザーは、夕食の準備に忙しかった。小学6年の娘がそばへ寄ってきた。その日、久々の登校日だった。「友達にばれた」と娘。何が?
「髪の毛のこと」
何を言っているのかわからなかった。照明の下に連れて行き、まじまじと見て息をのんだ。娘のつむじの横の毛が全くなくなって、白い地肌が見えていた。大きさは500円玉大。周囲の髪も、途中からちぎれてぼさぼさになっていた。
「どうして」と大声を出しかけ…
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朝日新聞社会部