北崎礼子
新型コロナウイルス感染対策で休園していた埼玉県こども動物自然公園(東松山市)が、22日から営業を再開する。休園中にオーストラリア国外での飼育は初となるカンガルー科のクオッカを迎え入れた。出産シーズンも重なり、同園のSNSの動画はフォロワー数が休園前の倍近くになる人気ぶりを見せている。
オーストラリアの動物園から休園中の3月13日にやってきたクオッカは体長40~50センチの雄雌各2匹で、小さなワラビーのよう。絶滅危惧種に指定されており、生息地のオーストラリア国外では初めての飼育展示という。同園はカンガルーやコアラなど豪州生息の動物の飼育に力を入れており、数年前から現地の動物園と交渉していた。口角が上がり常に笑っているように見えるため、「世界一幸福な動物」と呼ばれ、人気が高い。
クオッカが来た3月は、ちょうど動物の出産シーズンを迎えていた。飼育員は、ネズミの一種のマーラや世界最小のシカというプーズーなどの赤ちゃんの様子を、ツイッターやフェイスブックなどを活用して毎日動画で配信。すると「癒やされる」と人気に火がつき、4月からクオッカの発信に力を入れるとフォロワー数は一気に増加。3月2日の休園前の1万2千から現在までに2万2千と倍近くになった。
全国から「オーストラリアに見…
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