拡大する写真・図版Zoomで週1回開くランチタイム不登校親の会の告知画像=「東京シューレ流山」のウェブサイトから

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 コロナ禍による長期休校をへて、学校がしんどい当事者や親がつながる「オンラインの会」が各地で生まれている。気楽におしゃべりするランチ会や夜の会のほか、体験を語り合ったことがきっかけで仲間と親の会を立ち上げた人も。広がりの背景には、同じ悩みを打ち明けやすく、地域を問わず匿名参加できることもあるようだ。

 千葉県流山市にあるフリースクール「東京シューレ流山」は5月から、週2回のランチタイム親の会を開いた。ウェブ会議システム「Zoom(ズーム)」を正午からの30分間つないで、昼食をとりながら不登校に悩む保護者とスタッフがおしゃべりする。参加無料で名前や住所を言う必要はない。3月以降は親の会が対面で開けなかったため、在宅勤務の人でも参加しやすいランチ会を思いついたという。

 6月からは週1回になったが、毎回5人前後が訪れ、県内に加え東京や神戸からの参加者も。長期休校が明けて深刻な相談内容も増えているといい、スタッフの帯津葉子(おびつようこ)さん(56)は「孤立した保護者は何も見えなくなり、聞こえなくなりがち。気軽に参加できる場にしたかった」と話す。

拡大する写真・図版オンライン親の会に参加した当日の夜、「不登校に悩むお母さん方の声を行政に届けようと決意しました」とライブ動画を発信した小林愛さん=5月31日、フェイスブックから

 不登校支援に取り組む宮城県の団体が5月末に開いたオンライン親の会。参加者の一人だった仙台市の大学職員、小林愛さん(44)は翌日にSNSでつながる仲間と「不登校の親の声を届ける会 仙台」を立ち上げた。発足へ突き動かしたのは、パソコンの画面越しに見た母親たちの涙だった。「同じ境遇の親だけの会だったから本音が出せたんだと思う。私たちの要望はまだまだ行政に届いていない。横でつながることの大事さを実感した」

 小林さんは3児の母。中学2年…

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