拡大する写真・図版韓国東部・江原道洪川郡の山村に住む鄭運熙さん(右)と玉村涼香さん=1月20日、鈴木拓也撮影

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日韓インタビュー 鄭運熙さん、玉村涼香さん(ユーチューバー)

 都会育ちの日韓カップルは、韓国の山村でスローライフを送る。過疎地域の活性化に取り組みながら、ユーチューバーとして両国の価値観の違いを楽しさに変えるヒントを発信している。

 ――都会育ちの2人が田舎暮らしを始めたのはなぜですか。

 運熙さん「タイで韓流アイドルの芸能事務所と旅行会社を運営していましたが、2013年に帰国しました。精神的に疲れ、都会ではなく田舎で暮らしたいと思いました。農業をやるにも、過疎の村を活性化させる新たなことがしたい。この地域で約20年前まで盛んだったビール原料のホップ栽培を始めました」

 涼香さん「大学で日本統治時代の朝鮮半島の歴史を専攻し、韓国語も学びました。東京で会社員として働くより田舎で農業をしたい。そう思い、以前から韓国にも住みたかったので、農家と農業体験希望者をつなぐマッチングサイトで運熙さんと知り合い、交際に発展しました。ただ、3月初めに一時帰国したら、新型コロナウイルスの影響で入国制限が始まり、韓国に戻れずにいます」

 ――ホップ栽培は順調ですか。

 運熙さん「この地域のホップ栽培は、1990年代の農業市場開放で打撃を受けました。韓国のビール会社は価格競争力や栽培技術力で勝る輸入品を使うようになり、栽培が途絶えました。ただ、ホップの根っこは自生しており、15年から試験的に栽培を始めました」

 「まだ生産量は少ないのですが、協同組合を立ち上げ、ホップを使った地ビールや化粧品を開発しました。政府の農村活性化支援事業にも選ばれ、生産拡大を目指しています」

 ――日韓カップルのユーチューバーとして、2人の日常を紹介していますね。

 運熙さん「山に囲まれた田舎で…

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