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山本太郎氏の主な公約

●東京五輪・パラリンピックの中止

●都債発行で15兆円を調達し、都民一律10万円給付や学費1年免除、事業者補償など、新型コロナで疲弊した都民生活を底上げ

●「ロストジェネレーション」世代を中心に都職員を3千人増員

「相手に感情移入し、当事者の気持ちを」

 れいわ新選組を立ち上げて臨んだ昨夏の参院選。自身は落選したが、党は2議席を獲得。次の衆院選に向けて遊説を重ねる中、新型コロナウイルスが猛威をふるった。駅や路上で出会った、仕事や家を失った人々の存在が、都知事選への背中を押した。

 高校時代に芸能界デビュー。東日本大震災までは「自分の好きな生き方をして、世の中がどうなっているか無関心だった」。原発事故を契機に、エネルギーや労働、貧困の問題を学んだ。現実を知れば知るほど、「一寸先はわからない。だからこそ、困ったときに手をさしのべられる社会を」との思いを深めた。

 街頭演説では聴衆との対話を大切にする。「全く異なる意見でも、潰しにいかない」。声を上げた人が孤独にならないよう、共通点を探す。役者の経験から「相手に感情移入し、当事者の気持ちを感じる力は強いと思う」。(荒ちひろ)