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【朝日新聞ポッドキャスト】新型コロナとの戦い 世界の現場から@サンパウロ

【朝日新聞ポッドキャスト】新型コロナとの戦い 世界の現場から@サンパウロ

 南米で新型コロナウイルスの感染者数が急増しています。中でもブラジルはアメリカに次ぐ世界2位で、確認した感染者の数が1日あたり3万人を超えることも。しかし、これも氷山の一角でしかない可能性があるといいます。サンパウロ支局の岡田玄記者に聞きました。

ポッドキャストでは
感染が拡大するサンパウロのスラム「ファベーラ」。実際に訪ねて見た様子を、岡田玄記者が語ります。

Q なぜ感染者数が急激に拡大したんですか。

A 局面によって違いますが、初期には「金持ちの病気で貧者が死ぬ」と言われました。ブラジル以外の中南米の国々でも同じ言葉が使われています。

拡大する写真・図版「金持ちが持ち込んだウイルスで大衆が死ぬ」と書かれた横断幕=2020年3月31日、エクアドル・グアヤキル、ボリス・モヤノ氏提供

 ブラジルの場合、最初に感染が発覚したのは2月26日、イタリア北部から帰国した人でした。有名なカーニバルの時期なんですが、富裕層は海外旅行でバカンスに出かけます。人気の旅行先がアメリカやヨーロッパ。その後も、旅行帰りの人から感染が相次いで確認されました。

 ところが、最初の死者は所得の低い人たちから出ました。富裕層の暮らしは、家政婦やマンションの守衛が支えています。こうした職業の人でした。

 外出自粛が始まると、ここぞとばかりに普段できない修理や、巣ごもりに備えたインターネット開通などの工事も増えました。作業員にも貧困層の人たちが少なくありません。富裕層と接触し、感染が拡大したようです。今は都市の郊外に広がる「ファベーラ」と呼ばれるスラムで、爆発的に広がっていると言われています。

拡大する写真・図版ファベーラの一つ、パライゾポリス=2020年6月15日午前11時36分、サンパウロ、岡田玄撮影

 もはや感染経路を追えていない…

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