「世界一幸福な動物」クオッカ 埼玉で会える理由は
小野甲太郎
【動画】「世界一幸福な動物」と呼ばれ、かわいらしい姿に人気が高いクオッカ=埼玉県こども動物自然公園提供
笑っているように見える愛嬌(あいきょう)のある顔で「世界一幸福な動物」と呼ばれるカンガルー科の「クオッカ」4頭が7月1日、埼玉県こども動物自然公園で公開される。開園40年の目玉としての展示で、生息地のオーストラリア以外では世界で唯一、見られるという。絶滅が危惧される希少種がなぜ埼玉で見られるのか。
クオッカは豪州南西部の森林や湿地などに生息する体長39~54センチ、体重は1・6~4・2キロの小動物だ。堅い木の実や枝を好んで食べるため、あごの筋肉が発達し、下ぶくれで口角が上がっている顔が笑っているようにみえる。その姿はここ数年、SNSで世界中に拡散。生息数が多いロットネスト島は一目見ようとする観光客の旅行先として人気という。
国内の動物園が新たな動物を…
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