あなたの生きた証しを大切な人に残しませんか――。そんな宣伝文句で、不慮の死や災害時にも確実に思い出が残せる写真やビデオのデータ化、終活スライドショーの制作などを手がける事業を始めた。

 齊藤光昭さん(42)は昨秋まで陸上自衛隊の2等陸尉として秋田市の秋田駐屯地で勤務していたが、早期退職。大仙市の事務所に「想写(おもしゃ)」の屋号を掲げ、5月に起業した。

 10代の頃、愛読するファッション誌がきっかけで、フィルムカメラで白黒写真を撮る趣味に目覚めた。自衛隊で写真中隊を希望したが、配属先は地上戦闘を担当する普通科だった。向上心を持ち続け、レンジャー部隊に選抜されると、肉体を鍛え抜いた。静岡の駐屯地に転勤し、全国から集まった部隊を相手に、仮想敵役となり、戦闘訓練する精鋭部隊で活動したこともある。

 幹部自衛官という安定した生活…

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