[PR]

 重要無形文化財総合認定保持者で能楽師の大倉正之助(しょうのすけ)さん(65)が「みやきスポーツコミッション」を支援する「ポーター会員」に就任するのを機に22日、佐賀県みやき町庁舎を訪れた。

 大倉さんは室町時代から続く能楽囃子方(はやしかた)・大倉流大鼓(おおつづみ)方の16世宗家。知人の紹介で、みやきスポーツコミッションの野口必勝代表理事と知り合い、「スポーツは文化の一環でもある。みやき町のスポーツによる町づくりに、文化の面からお手伝いができれば」と名乗り出たという。

 今後の活動として、町内の神社にある能舞台での薪能の公演や、小中学校での礼儀作法の指導などが検討されている。大倉さんは「能楽の起源は収穫に感謝する農耕儀礼にあるといわれている。田園風景が広がり、謡曲の伝統も息づいているこの町のために、私が持っている様々な情報のチャンネルを生かしていきたい」と話した。(大野博)