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 寺院の堂内の長押(なげし)などに懸ける飾りに「華鬘(けまん)」と呼ばれるものがあります。金銅製(銅に鍍金<ときん、めっき>を施したもの)や革製、木製などがありますが、起源は生花だったといわれています。

 古代インドで貴人に捧げるために生花を編んだ花輪が、やがて仏に供えられるようになり、さらに堂内を飾るものへと用途が変化しました。

 この起源を示すように多くの華鬘は花をモチーフとしています。古い華鬘は宝相華(ほうそうげ、中国・唐代や奈良時代に流行した空想上の花の文様)を表すものが多く、鎌倉時代以降になると蓮華(れんげ)を意匠化したものが多数派となります。

 西国三十三所霊場第31番札所…

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