舌ブラシをはじめとした「舌クリーナー」の需要が急増している。口臭や病気の予防に使われるが、新型コロナウイルスの感染拡大で衛生意識が高まり、細菌を抑える機能に注目が集まっていることが背景だ。
舌クリーナーで国内トップシェアを持つというSHIKIEN(シキエン)(新潟市)は、2月と3月の売上本数が前年同月の5倍に跳ね上がった。その後も注文が増えて品薄状態が続き、現在は納品まで2週間程度かかるという。広報担当者は「購買者は中高年中心だったが、新型コロナで若い人まで一気に広まった」と話す。
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舌クリーナーは舌にたまった…