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 ソフトバンクグループ(SBG)は23日、保有する米携帯電話大手TモバイルUS株の3分の2にあたる約2億株を売却すると発表した。単純計算で2・2兆円を得ることになる。4・5兆円の資産売却の一環で、自社株買いなどに充てる。

 発表によると、SBGは米東部時間26日にTモバイル側に約2億株を売却し、Tモバイルがその後米国で公募するなどして得る資金をSBGに支払う。SBGは現在Tモバイル株を約24%持つが、売却後には10%以下となる見通し。また、売却後に残る約1億株を、Tモバイル筆頭株主の独通信大手ドイツテレコムが購入する権利を得ることでも合意した。2024年6月までに行使できる。

 SBGは2020年3月期決算で投資事業が足を引っ張り、約9600億円の純損失を計上。当面は投資を控えて財務改善に集中する方針を示している。(井上亮)