[PR]

 8連覇中の井山裕太本因坊(31)に、名人・王座に続く三つ目のタイトルを狙う芝野虎丸名人(20)が挑む囲碁の第75期本因坊戦七番勝負第3局(毎日新聞社主催)が22、23の両日、兵庫県宝塚市の宝塚ホテルであり、井山本因坊が172手で白番中押し勝ちした。

 連勝スタートで勢いに乗る井山本因坊は、序盤から優位に立つと、終盤まで強気の攻めを続け、押し切った。これで対戦成績を3勝0敗とし、史上2位タイとなる9連覇まであと1勝に迫った。

 井山本因坊は「(9連覇は)まだあまり考えられない。中盤にまずいミスもあったので、しっかり修正して次に臨みたい」。3連敗で追い込まれた芝野名人は「結果はそんなに気にせず、いい碁を打てるように頑張りたい」と話した。

 本因坊戦では、趙治勲二十五世本因坊が10連覇を記録している。第4局は30日、7月1日に静岡県河津町の今井荘である。(渡義人)