[PR]

 25日告示の知事選を前に、日本青年会議所の鹿児島ブロック協議会が立候補予定者の公開討論会を開き、その模様を動画で配信している。予定者の訴えを広く伝えるためで、同様の討論会は地元の民放4社と南日本新聞も企画した。ただ現職の三反園訓氏がいずれの討論会も多忙を理由に出席を断ったため、開催を見送った社もある。

 同協議会の討論会は20日、鹿児島市国際交流センターであり、その時点で立候補を表明していた8人のうち、三反園氏を除く7人が出席した。八木一正氏は22日に立候補を取りやめると発表している。

 20日は県政に対する現状認識や産業振興策など五つのテーマごとに討論が交わされた。鹿児島港本港区エリアの活用策については、有川博幸氏が「県内最大の道の駅やミニ大使館の設置」を提案し、横山富美子氏は「アクセスが悪いので他にお金を使うべきだ」と答えた。

 塩田康一氏は「国際会議や情報発信の施設」、武田信弘氏は「世界の情報が得られる国際エコタウン」、伊藤祐一郎氏は「会議場や総合体育館の機能などを持つスーパーアリーナ」の整備をそれぞれ唱えた。青木隆子氏は開発の再検討を訴えた上で「様々なイベントに対応できる場所に」と主張した。約1時間半に及んだ討論はユーチューブで同時配信され、動画は投開票日まで視聴できるという。

 三反園氏は11日の県議会一般質問で公開討論会への参加の意思を問われ、「告示まで日程が限られ、感染症対策などの公務や選挙の準備など、やらなければならないことが様々あり、参加は難しい」と答えた。自らの主張は政見放送やマニフェストなどで県民に伝えるとしている。(町田正聡、奥村智司)