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 北海道から沖縄まで約200種類におよぶ野鳥をまとめた写真集「日本鳥類図譜」を、北海道中標津町の動物写真家、久保敬親さんが出版した。「日本の鳥の素晴らしさを知ってもらうため、見て読んで楽しめる本がつくりたい」。半世紀をかけて撮影した日本の野鳥の集大成として編集作業中の昨年1月、ガンに倒れた。享年71歳だった。

 久保さんと妻の俊枝さん(72)は、20年前に東京から中標津町に移り住み、新たな取材拠点とした。撮影機材や生活・自炊道具を積んだ四輪駆動車で、野鳥を求めて全国を訪ねる渡り鳥のような生活を続けた。

 写真家としての原点は高校時代。週末に欠かさずテントを担いで奥多摩へ自然観察に通った。高校の古い机を無断で壊して巣箱を作るなど、やんちゃな生活を送っていた。山へ運んだ巣箱の数は500個は優に超えていたという。

 ある日、新緑のこずえで雨に打…

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