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 群馬県立特別支援学校の高等部の作業学習を充実させるため、県教育委員会がふるさと納税型の「ガバメントクラウドファンディング(GCF)」で寄付を募っている。材料や道具の購入費用に充てる予定で、目標金額は277万7千円。県税収入が伸び悩む中、企業や個人からの外部資金獲得を推進する県の方針に沿った動き。県教委にとっては、寄付呼びかけで活動内容を広く発信する狙いもあるという。

 県立特別支援学校は23校あり、このうち18校に高等部が設置されている。視覚障害、聴覚障害、知的障害、病弱、肢体不自由などの生徒981人が、障害の状態や発達段階に合わせ、皮革加工、農業・園芸、陶芸、木工、クリーニング、縫製、清掃、喫茶サービスの作業学習に取り組む。

 寄付金は農業185万4千円、皮革加工71万3千円、縫製15万円、清掃や介護などのサービス関係に6万円を配分し、主に比較的開設から日が浅い高等部の機材や道具の購入費に充てる予定だという。

 新型コロナウイルスの影響で各校とも3月から3カ月休校。例年開催していた文化祭や、生徒の活動を紹介し作品を販売する「ぐんまグッジョブフェア」など、作業学習の成果を発表するイベントは中止や縮小を余儀なくされている。

 県教委特別支援教育課の担当者は「たくさんの人に活動を知ってもらい応援してもらうことが、生徒の励みになると期待している」と話す。

 寄付の申し込みは8月20日まで、ふるさと納税のプロジェクトページ(https://www.furusato-tax.jp/gcf/902別ウインドウで開きます)から。生徒たちの作業学習も紹介している。問い合わせは県戦略企画課(027・226・2314)、プロジェクトについては県教委特別支援教育課(027・226・4656)へ。(中村瞬)

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