拡大する写真・図版Zoomで「青菜」を演じる笑福亭たま

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 コロナ禍で広がったオンライン落語。生の落語会が再開しても、その勢いは止まってはいない。

 「前例のない世の中です。好むと好まざるとに関わらず、リモート配信を使わなければ興行収益をあげられない時代に入った」

拡大する写真・図版生の高座と配信を組み合わせる独演会にのぞむ桂米団治。「本能寺」「子は鎹(かすがい)」「落語公社」をかける=2020年6月22日、大阪市北区

 約5カ月ぶりの独演会を7月23日、サンケイホールブリーゼ(大阪市北区)で開く桂米団治はそう語った。使えるのは912席のうち456席。亡き父・桂米朝以来の伝統ある「サンケイ独演会」を配信するのはもちろん初めて。「生の公演で満足できる興行が打てない今、リモート配信を使って新たな可能性を見いだしたい」と強調した。

拡大する写真・図版此花千鳥亭の「月曜お昼寄席」。カメラに向けて目線を送る落語家の笑福亭鉄瓶(左)と講談師の旭堂南龍=2020年6月8日、大阪市此花区

 生の高座と配信の組み合わせは、小規模な寄席が先行している。講談師の旭堂小南陵(きょくどうこなんりょう)が代表の此花千鳥亭(此花区)では、月曜の昼席の観客を10人に制限。その模様をZoom(ズーム)(オンライン会議システム)で有料配信している。動楽亭(西成区)も24日にリモート寄席を始め、7月1日に再開する天満天神繁昌(はんじょう)亭(北区)も昼席を有料生配信する。

「映像落語」というジャンル

オンラインの進化

拡大する写真・図版自宅でパソコンに向かって稽古をする桂華紋。自分の映りを確認して演出を練る=2020年5月12日、大阪市淀川区

 自宅からの配信を余儀なくされ、試行錯誤の始まった「映像落語」も進化を続けている。

拡大する写真・図版Zoomで「反対俥」をかける林家つる子。「寄席とは違う体験をしてもらいたい」

後半は
桂華紋さん、林家つる子さん、笑福亭たまさんの工夫とは。オンライン寄席に参加された方々の感想もお読み頂けます。

 「すごい迫力ですね!目玉抜か…

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