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 ヒールやパンプスを強要しないでほしい。そんな思いをツイッターに発信し、#KuToo運動の火付け役となった俳優の石川優実さん(33)。かつて、人の言いなりになり自分を抑え続けていたが、30歳を目前に壁にぶつかった。実家に戻った彼女が不意に思い出した、ある記憶とは。

拡大する写真・図版バッシングに反論するのは「正直しんどいけど、ひどい中傷があることを知ってもらう必要がある」ためだ=東京都内、いずれも篠田英美撮影

 私の行動は私が決める。嫌なことを、我慢しない。それが信条だ。

 「なんで足怪我(けが)しながら仕事しなきゃいけないんだろう、男の人はぺたんこぐつなのに」。昨年1月、ツイッターでのつぶやきが、ヒールやパンプス強要に抗議する#KuTooにつながった。3万超の署名が集まるほど運動は注目を浴び、石川さんは英BBCの「世界の100人の女性」にも選ばれた。

バッシングにはひるまずに反論

 女性が仕事で履く靴を選べるようにしてほしいとの訴えなのに、ネット上で「男だって大変なんだ」「死ね」といったバッシングを受けた。人格否定や容姿への中傷も絶えないが、ひるまずにツイッターで怒りを表明し、反論する。「ひどい中傷があることを知ってもらう必要がある」ためだ。そうした姿勢からか、石川さんには「強い女性」とのイメージもあるが、堂々と意見できるようになったのは、ここ数年だ。

「顔がよくない」と言われ、過激な露出も受け入れるなど、ずっと我慢を続けていた石川さん。#Ku Tooに至る転機とは何だったのでしょうか。記事の後半では、石川さんに芽生えた覚悟に迫ります。

 29歳の時。仕事もプライベー…

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