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 100年超の歴史を持つ世界最大級の時計の見本市「バーゼルワールド」(スイス)が崩壊状態だ。新型コロナウイルスの影響による延期決定などを巡り、主催者に不満を抱いた参加主要ブランドが、雪崩を打つように離脱を表明。開催は中止に追い込まれた。時計業界に何が起きているのか。

拡大する写真・図版2018年のバーゼルワールド会場(C)Yasuhito Shibuya

 新作発表の場として知られるバーゼルワールドの起源は1917年。91年からはジュネーブでカルティエなど別の有力時計ブランドが集う「SIHH(今年からウォッチズ&ワンダーズジュネーブ、W&Wに改称)」が開かれている。今年は、この2大見本市が連携し、4月下旬から連続して開催されるはずだった。

ロレックス、パテック…主要ブランド続々離脱

 しかし、新型コロナウイルスの広がりで2月、バーゼルワールドは来年1月への開催延期を発表。ところが4月、見本市の「顔」であるロレックス、パテック・フィリップ、シャネルなど5ブランドが離脱を表明。理由として主催者が一方的に延期を決めたこと、出展者のニーズに応えられないことを挙げ、ジュネーブで来春に新たな見本市を立ち上げるという。

拡大する写真・図版バーゼルワールドの会場。人気ブランドのブース前には人だかりが出来ていた=2019年3月、後藤洋平撮影

■コロナ前から離脱…

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