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 国際通貨基金(IMF)は24日、4月に発表した世界経済見通しを下方修正した。2020年の世界の成長率は、前回予測より1・9ポイント悪い前年比4・9%減とした。新型コロナウイルスの影響で、世界大恐慌以来の不況を予測した4月時点から、不況の「谷」がより深まる見通しだ。

 IMFは4月以降の感染拡大や経済再開の動向を分析し、感染者数が減り始めた先進国でも、人との距離を置くことに伴う営業活動や生産性の低下が20年後半も続く、と指摘。感染者数が増え続けている新興国や発展途上国は、乏しい財源のため先進国に比べて政策対応が遅れており、貧困や格差の激化に強く警鐘を鳴らしている。IMFの統計でさかのぼれる1980年以降、世界経済のマイナス成長はリーマン・ショック直後の09年(0・1%減)だけだった。

 21年はプラス成長を見込むが、回復の勢いは弱そうだ。21年の世界の成長率は4月時点より0・4ポイント下方修正され、20年比5・4%増にとどまる見通しだ。

 米国は今年、4月の予測より2…

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