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 旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)は24日、新型コロナウイルスによる業績悪化を受け、来夏をめどに国内店舗約260店のうち、3分の1にあたる80~90店を都市部を中心に閉鎖すると明らかにした。年間で約200億円のコストを削減する。取引銀行などに330億円の融資枠を設定し、来年の4月末まで需要減が続いても資金繰りが耐えられる態勢を整えたという。沢田秀雄社長は海外旅行需要の回復について「今年いっぱいは難しいのではないか」と話した。当面は国内旅行に注力するとした。また、2020年10月期決算の純損益予想は「未定」とする。3月時点では11億円の純損失を見込んでいたが、新型コロナの影響で赤字幅が広がる見通しとなったためだ。売上高は7750億円、営業利益は17億円と予想していたが、これらも「未定」とした。